仕入れの失敗談 その1:女性アパレル

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当ブログ管理人の仕入れの失敗談を実例を交えて公開します。

中国製、韓国製女性アパレルでの仕入れ失敗例

中国製、韓国製のアパレルは仕入れ価格も安いですし、人気があるので仕入れ対象にしている方も多いでしょう。管理人もその一人。季節もののアパレルをよく仕入れています。

しかし、失敗も多いのでシェアします。

日本製にはあまり見られない素材感

ネットで公開されている画像をもとに仕入れるネット仕入れの場合、実際に商品を触ることができません。参考画像を見て仕入れた商材が手元に届いてびっくりするときがあります。

サテンのドレスを仕入れたがびっくりするほど布が薄い。

確かにサテン特有のツヤがあるし、画像で見ている分には相違はないのですが、とにかく布が薄い
紙に近い・・。少し動いたらちぎれてしまいそう・・

実際販売するのには問題はなかったのですが、商品画像では伝えられない素材感にクレームが来ないかビクビクしました。

日本人向けではない?サイズの違い

届いた商品を見て驚いたことが2回あります。

キャミソールドレスを仕入れた際、ウェストがめちゃくちゃ細い・・。
こんなの入る人いるの?と感じました。

確かに、商品画像ではとてもスタイルの良い女性が着ていたのもあって、商品も素敵に見えたというのもあるのですが・・。

着る人を限定する。

ことが届いて分かりました。

また、普通の長Tシャツを仕入れたときの話。

二の腕がめちゃくちゃ細い・・。

あまり伸びる素材ではなかったのもあって、こちらも着た後に着心地が悪くないか・・と不安になったのを覚えています。

毎回商品のサイズや素材感が異なる

一度仕入れて問題なくても追加で仕入れをした際に一度目と仕様が異なることがあります。

同じデザイン、同じサイズであっても、「あれ?前回と何かが違う・・」というパターンです。
サイズにもバラつきがあり、同じMサイズであっても数センチの違うはザラです。

そういう意味では「当たりはずれが多い」中国製・韓国製商品。

逆に一度ダメでも次はOKという場合もあるので難しいところです。

レースやビジューのパーツが写真と違う

ビジューやパールのついたとてもキュートなカーディガンがあったので、仕入れたことがありました。

こちらもやはり届いたときに違和感がありました。

参考画像と見比べると、

・ビジューの量
・パールの配置

が異なり、画像よりも貧祖な感じ

レースも画像とは微妙に異なるデザインだったよう。

こういったニュアンスは、仕入れ元に伝わりにくく、仕入れ値も大きくなかったので自分で着ることとして販売はしなかったです。

今思えばリメイク用として販売しても良かったかもしれません。

輸入物特有の匂い

よく商品のレビューや口コミでも見かけるのですが、輸入物で「匂いが気になる」場合があります。

・こもったような匂い
・ビニールに長らく包まれていたことによるビニール臭
・プラスチック臭
・灯油?のような匂い

輸送や梱包材の問題なのか分かりませんが、何とも言えない匂いが気になるパターン。

アパレルは洗濯するわけにいかないので、染みついた匂いは困ります。

数日、干しておくと消えるときもありますが、素材自体が匂うという場合もあり、「商品説明」には書かれていない匂い問題は、永遠の難題でもあります。

安かろう悪かろう・・ではないけれど、ある程度覚悟して検品を徹底するべし

中国製、韓国製の商品は「画像」と「実物」が結構異なることが多いです。

価格も安いので、文句も言えずで総合的に見て、仕入れ額が思ったよりかかった、ということも。

仕入れ業者さんとの信頼関係を築くのも大事になってきますが、仕入れる際に予め【こちらの要望】を伝えてみて、応えてくれる業者さんを探しましょう。

また、量を多く仕入れた場合は、すべてが同じ状態だとは思わず、サイズ感や汚れ、破れがないか、しっかりと検品することは必須です。

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